デジタルマイクロスコープを
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デジタルマイクロスコープガイド
デジタルマイクロスコープは、特徴を正確に把握した上で製品を選ぶことが重要。
使用目的に合わせて、長く使える製品を選びましょう。
本サイトでは、デジタルマイクロスコープを購入する際、企業や研究機関が求める条件別におすすめのメーカーを紹介しています。
デジタルマイクロスコープは、特徴を正確に把握した上で製品を選ぶことが重要。
使用目的に合わせて、長く使える製品を選びましょう。
本サイトでは、デジタルマイクロスコープを購入する際、企業や研究機関が求める条件別におすすめのメーカーを紹介しています。
引用元:アクティブウェーブ公式HP https://www.activewave.co.jp/
引用元:ライカマイクロシステムズ公式HP https://www.leica-microsystems.com/jp/%E8%A3%BD%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97/p/leica-dvm6/
引用元:オリンパス公式HP https://www.olympus-ims.com/ja/microscope/dsx1000/tilt-model/
※2021年9月3日時点で「デジタルマイクロスコープ」と検索して上位表示されたデジタルマイクロスコープメーカー25社を調査。
一般的なデジタルマイクロスコープの定義である接眼レンズがない製品のメーカーをピックアップし、同日時点での各社最新製品が以下の条件に当てはまる会社を紹介しています。
選べるレンズの数 | 40種類以上 |
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レンズの倍率幅 | 0~7000倍 |
画素数 | ~約500万画素 |
3D計測機能 | 〇 |
MSX-1000は約40種類以上ものレンズのほか、10種類以上もの照明や電動ステージ、3種類のデスクトップなどの中から、計測目的に合わせて最適なカスタマイズを行うことができます。(※4)
その組み合わせは数十万通り以上に上るほど。
加えて、自動形状計測や自動カウント機能、画像改善機能などのソフトウェアも自由にカスタマイズが可能です。
使用する機能に特化した製品でスムーズな作業が実現するため、作業効率アップにもつながります。
MSX-1000は、使用用途に必要な機能だけで製品を作り上げることができるため、無駄な導入コストを抑えられます。
後からハードウェアの変更やオプションの追加も可能なため、用途が変わっても長く使い続けられるメリットも。
大手民間企業から独立行政法人まで、2,000件以上の納入実績(※5)もあるため、複数の事業所や検査部門などでの複数台の導入にもおすすめです。
累計2000件以上の納入実績あり。
住所 | 大阪府大阪市淀川区宮原1-1-1 新大阪阪急ビル |
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営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 土日祝・年末年始 |
公式HPのURL | https://www.activewave.co.jp/ |
電話番号 | 06-7668-8361 |
選べるレンズの数 | 3種類以上 |
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レンズの倍率幅 | 190~2,350倍 |
画素数 | ~1,000万画素 |
3D計測機能 | 〇 |
ドイツの光学研究所から生まれ、長い歴史から得た知見を惜しみなく提供。 光学性能に優れており、高い解像度で出力できます。
画像を取得する際に、観察条件すべてを自動で保存するため、 再度同じ条件で観察する場合は保存データを呼び出せます。
ライカマイクロシステムズの納入実績は記載がありませんでした。
住所 | 東京都新宿区高田馬場1-29-9 |
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営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.leica-microsystems.com/jp/ |
電話番号 | 03-6758-5630 |
選べるレンズの数 | 17種類以上 |
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レンズの倍率幅 | 23~8,220倍 |
画素数 | 記載なし |
3D計測機能 | 〇 |
製品の納入から1年の保証期間は無償で修理を依頼できます。修理サービスの窓口が各地に設置されており、サービスエンジニアに相談することが可能です。
工業用顕微鏡や工業用内視鏡、非破壊検査機器やX線分析装置まで様々な分野へ産業関連機器を提供。
住所 | 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス |
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営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.olympus-ims.com/ja/ |
電話番号 | 03-3340-2111 |
新たな活用方法が見つかる機会となり、工数削減に繋がるかもしれません。
2021年9月3日時点で「デジタルマイクロスコープ」と検索して上位表示されたデジタルマイクロスコープメーカー25社を調査。
各メーカーが取り扱う製品の性能や価格、メーカーの特徴を詳しく紹介していますので、気になるメーカーがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
営業時間 | 9:00~19:00 |
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定休日 | 土日祝・年末年始 |
公式HPのURL | https://www.activewave.co.jp/ |
本社の電話番号 | 06-7668-8361 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.armssystem.co.jp |
本社の電話番号 | 03-5758-1888 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.visioneng.jp/ |
本社の電話番号 | 045-935-1117 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.olympus-ims.com/ja/ |
本社の電話番号 | 0120-58-0414 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.zeiss.co.jp/corporate/home.html |
本社の電話番号 | 0570-02-1310 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://carton-opt.co.jp/ |
本社の電話番号 | 042-816-5007 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.kyowaopt.co.jp/ |
本社の電話番号 | 042-770-8161 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
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定休日 | 土日祝日 |
公式HPのURL | https://www.asahikogakuki.com/ |
電話番号 | 03-3376-6171 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.klv.co.jp/ |
本社の電話番号 | 03-3258-1238 |
営業時間 | 9:15~17:30 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.kenko-tokina.co.jp/ |
本社の電話番号 | 03-6840-1105 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://saitohk.com/index.html |
本社の電話番号 | 045-871-7767 |
営業時間 | 9:00~12:00、13:00~17:00 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.shimadzu-rika.co.jp/ |
本社の電話番号 | 03-6848-6600 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
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定休日 | 土日祝、年末年始、夏季休業 |
公式HPのURL | https://www.shodensha-inc.co.jp/ja/ |
本社の電話番号 | 06-6364-3000 |
営業時間 | 10:00~17:30 |
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定休日 | 土日祝・年末年始 |
公式HPのURL | http://www.scalar.co.jp/ |
本社の電話番号 | 03-3348-0181 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.sugitoh.com/index.html |
本社の電話番号 | 0466-21-7858 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.selmic.co.jp/ |
本社の電話番号 | 077-516-4755 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | http://tecnosite.co.jp/ja/ |
本社の電話番号 | 06-6301-1771 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.niigataseiki.co.jp/ |
本社の電話番号 | 0256-33-5500 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.bmsci.com/ |
電話番号 | 03-3513-5242 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | https://www.hozan.co.jp/corp/default.aspx |
本社の電話番号 | 06-6567-3111 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://microadvance.co.jp/index.php |
電話番号 | 06-6885-2411 |
営業時間 | 記載なし |
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定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.vitiny-microscope.net/ |
電話番号 | 記載なし |
営業時間 | 9:00~17:30 |
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定休日 | 土日祝 |
公式HPのURL | http://www.meijitechno.co.jp/ |
電話番号 | 049-259-0111 |
営業時間 | 記載なし |
---|---|
定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.leica-microsystems.com/jp/ |
電話番号 | 03-6758-5630 |
営業時間 | 記載なし |
---|---|
定休日 | 土日、祝日振替休日(電話問合せの休日) |
公式HPのURL | https://www.yamato-net.co.jp/ |
電話番号 | 0120-405-525 |
営業時間 | 8:30~17:15 |
---|---|
定休日 | 土日・祝日および年末年始 |
公式HPのURL | https://www.lasertec.co.jp/ |
電話番号 | 045-478-7111 |
営業時間 | 記載なし |
---|---|
定休日 | 記載なし |
公式HPのURL | https://www.sanwa.co.jp/ |
電話番号 | 086-223-3311 |
営業時間 | 10:00~18:00 (大阪ショールーム) |
---|---|
定休日 | 土日祝・年末年始 (大阪ショールーム) |
公式HPのURL | https://www.wraymer.com/ |
電話番号 | 06-6155-8230 |
デジタルマイクロスコープとは、デジタルカメラを搭載した顕微鏡を指します。接眼レンズを覗いて肉眼で観察する光学顕微鏡と違い、観察対象をモニター上に映し出すため、複数人で同時に観察することが可能。
また、デジタルマイクロスコープはソフトウェアと一緒に扱うのですが、色味の調整やPCへの画像保存、詳細なレポート作成など製品によって様々な機能があることも。ものの幅や長さといった二次元的なサイズを計測するだけでなく、体積や高低差・断面積など立体的な計測にも使えます。
デジタルマイクロスコープには接眼レンズがついている通常の顕微鏡よりも優れた点が多くあるため、今では電子・自動車・工具・金属の業界を始めとして、化粧品や食品、医療・生物・製薬業界でも活用されてきています。 工業的な部品を扱う以外にも、肌を観察してシミの変化を確かめるなどにも使えるのです。
光学顕微鏡・レーザー顕微鏡・電子顕微鏡とはどう違うのか、という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。レーザー顕微鏡や電子顕微鏡はレンズを用いて拡大するものではないため、そもそもの拡大の仕組みが異なります。デジタルマイクロスコープは「カメラ」であり、レンズを使うという点では光学顕微鏡に近い存在です。
光学顕微鏡とデジタルマイクロスコープの間で決定的に違うのは、接眼レンズが無く、カメラで撮影した映像がモニタに映る点です。これが、前述した「複数人で確認できる」といったメリットに繋がります。
ここでは、デジタルマイクロスコープに関する基礎知識や主な用途、デジタルマイクロスコープと共に使用できる、役立つソフトウェアについて紹介しています。
ハレーションは撮影対象の表面へ当たった光がカメラへ反射して、画像や映像が白くぼやけてしまう現象です。金属製の物体や反射率の高い物体などを観察する時にハレーションは起こりやすくなり、ハレーションが起こってしまうと鮮明な画像や映像を取得することができません。一方、ハレーションを防ぐために光量を絞りすぎてしまうと、今度は必要な明かりを確保できずに対象物の周囲が真っ暗になってしまうといったことも起こりえます。
デジタルマイクロスコープは様々な用途で使える優れた機械設備ですが、常に適正な画像や映像を取得しようとすれば、定期的なメンテナンスでデジタルマイクロスコープの機能を維持しておく必要があります。デジタルマイクロスコープのメンテナンスはレンズの清掃などユーザーが日常的に行えるものが多い反面、やり方を誤るとレンズが傷ついたり指紋が付着したりしてしまうリスクもあるため、事前にポイントを把握しておきましょう。
デジタルマイクロスコープを導入したいと考えても、実際にデジタルマイクロスコープがどのような導入効果をもたらすのかきちんと理解して検討しなければ、導入メリットを追究することもできません。またサイズ感や操作感も大切です。実際のデジタルマイクロスコープを試験利用できるデモ機は、機器の比較検討において重要なサービスであり、デモ機やデモンストレーションを利用できるのであれば積極的に活用していくようにします。
デジタルマイクロスコープの導入を目指していても、予算的にデジタルマイクロスコープを購入することが難しい場合もあるでしょう。そのような際、購入でなくレンタル・リースによってデジタルマイクロスコープの導入を検討することもできます。ここではデジタルマイクロスコープのレンタルについて、メリット・デメリットをそれぞれ解説していますので、詳細を把握した上で自社のニーズとマッチングさせながら比較検討してください。
予算が限られた状況で、それでもデジタルマイクロスコープをレンタル・リースでなく購入したいと考えた場合、中古のデジタルマイクロスコープの購入を検討するといったことも1つの方法です。ただし、中古デジタルマイクロスコープは新品よりも低価格で導入できる反面、付属品の有無や製品の状態などの面でリスクやデメリットもあります。中古デジタルマイクロスコープを購入する際の注意点について解説していますのでご確認ください。
微分干渉とは、無色透明な対象物や人工的に染色されていない対象物などを撮影する際に、光の物理特性を応用して視認性を高める技術です。微分干渉を効果的に活用できれば、無色透明な対象物であっても染色する必要がなく、自然な状態で観察することができます。なお、微分干渉は物体の厚みや屈折率の違いを明暗で視覚化する手法であり、対象物の周囲へ光の輪のような明るい部分(ハロー)が生じないことも特徴の1つとなっています。
被写界深度とは、デジタルマイクロスコープで撮影できる範囲において、対象物へピントを合わせられる奥行きの範囲を指す言葉です。被写界深度が浅いデジタルマイクロスコープの場合、対象物の手前にピントを合わせると奥側がぼやけてしまいやすくなります。被写界深度を拡大するための方法として、絞りやゲインの調節などもありますが、撮影範囲の明るさが低下してしまうなどの問題もあり、適切なバランスを見極めることが肝要です。
被写界深度の浅いデジタルマイクロスコープを使うと、どうしても凹凸のある対象物や奥行きのある対象物を高倍率で撮影した際に、全体にピントを合わせることが難しくなります。そのため、深度合成という技術を使って、対象物の全体にピントが合った画像(全焦点画像)を作成します。深度合成は便利な機能ですが、デジタルマイクロスコープやコンピュータの性能に依存する部分もあり、まずは基礎をしっかりと理解しておきましょう。
デジタルマイクロスコープの導入メリットを最大化しようと思えば、当然ながら自社のニーズや使用環境、撮影対象などの条件に合わせて適切な機器を選定しなければなりません。デジタルマイクロスコープの選び方において、注意すべきポイントや理解しておくべき点は複数あります。ここではデジタルマイクロスコープの選び方について総合的に解説していますので、各ポイントをきっちり把握して各製品の比較検討を行っていきましょう。
デジタルマイクロスコープであっても光学顕微鏡であっても、撮影したい対象に適した倍率を設定できなければ、どれほど高価な機種を購入しても導入メリットは得られません。レンズの組み合わせで倍率が決まる光学顕微鏡に対して、デジタルマイクロスコープの倍率は対物レンズや撮影素子サイズといった要素に左右されます。デジタルマイクロスコープの倍率や計算方法を詳しく紹介していますので、ぜひ比較検討時の参考にしてください。
どれだけ高画質なデジタルマイクロスコープを導入しても、マイクロスコープによって撮影している対象を映し出すモニターが不適切であれば、十分な導入メリットを得ることはできません。デジタルマイクロスコープのモニターには、本体とモニターが直結されているものから、パソコン画面などを利用するもの、本体とモニターが一体型のものなど複数のタイプが存在します。適切なモニターの選び方を解説していますので参考にしてください。
デジタルマイクロスコープはレンズと撮影素子によって撮影能力が左右されますが、そのレンズについても複数のタイプが存在します。デジタルマイクロスコープのレンズにはズームレンズや電動ズームレンズ、赤外ズームレンズといったものがあり、それぞれの特性を理解した上で撮影対象や使用環境などの条件とマッチングさせることが大切です。デジタルマイクロスコープのレンズについて解説していますので、情報としてご活用ください。
デジタルマイクロスコープを使う際、対象物をどのように照らしているかは、取得できる画像の品質を大きく左右するポイントです。デジタルマイクロスコープの照明方法には同軸落射照明や側射照明、透過照明、偏光照明などがあり、それぞれに対象物の照らし方や撮影時の明るさといった特性が異なります。デジタルマイクロスコープの照明方法について、代表的なものをピックアップして解説していますので、ぜひ参考にしてください。
対物レンズや接眼レンズといった光学レンズを組み合わせる光学顕微鏡に対して、デジタルマイクロスコープと電子顕微鏡はどちらも電気を利用する機械システムですが、実はデジタルマイクロスコープと電子顕微鏡にも違いが存在します。デジタルマイクロスコープはデジタルカメラを搭載した顕微鏡であり、電子顕微鏡は電子・電子線によって対象を撮影する顕微鏡です。両者の違いについてまとめていますので、基本を把握しておきましょう。
デジタルカメラによって対象物を撮影するデジタルマイクロスコープに対して、レーザー顕微鏡は、対象物へ照射したレーザーの反射光を測定して視覚化する顕微鏡です。波長が一定で集光性に優れたレーザー光は、通常の照明装置で生み出せる明かりよりも明確に結像して、コントラストを鮮明にできるといった特徴があります。一方、レーザー顕微鏡は撮影可能サイズに限界があり、導入目的と各機器の特性を照らし合わせることが重要です。
光学顕微鏡は接眼レンズや対物レンズなど、光学レンズを組み合わせて対象物を観察する顕微鏡です。一方、デジタルマイクロスコープはデジタルカメラが搭載されている顕微鏡であり、撮影した対象物の様子は直接にレンズを覗いて確認するのでなく、モニターなどへ映し出して確認します。光学顕微鏡とデジタルマイクロスコープは物理特性やシステムが異なる機器であり、どちらを購入すべきかは導入ニーズと照らし合わせて検討します。
デジタルマイクロスコープには、マイクロスコープの撮影能力や様々な機能をサポートするために専用のソフトウェアが色々と用意されています。ソフトウェアを併用したり組み合わせたりすることで、デジタルマイクロスコープの導入メリットや活用幅を一層に追究していくことが可能です。ここでは、デジタルマイクロスコープに利用できる代表的なソフトウェアの種類をいくつか紹介していますので、導入前の基礎知識としてご確認ください。
暗視野観察とは、デジタルマイクロスコープの観察方法の1つであり、暗い視野の中に観察対象となるサンプルが浮かび上がるように見えるものです。暗視野観察を実行するには対物レンズへ入る直接光を遮って、サンプルへ斜めから当てた光の屈折光や反射光などだけを観察することになります。透明なサンプルでも染色といった前処理を施す必要がなく、ガラスやレンズのような物体の表面についた微少な傷なども観察できることが特徴です。
デジタルマイクロスコープは精密機器であり、優れた性能を維持して安定した観察能を得るためには、定期的なレンズクリーニングなどのメンテナンスを続けていくことが大切です。ただし、デジタルマイクロスコープのレンズは繊細であり、適切なクリーニングの手順を守らなければ逆に傷を付けたり汚してしまったりする恐れもあるため、まずはデジタルマイクロスコープのレンズクリーニングや周辺清掃に必要なポイントを把握しておきましょう。
デジタルマイクロスコープには様々なメーカーや種類があり、目的に合わせた製品を比較検討することで初めて導入メリットを得られることが可能となります。ここでは特に「検査用デジタルマイクロスコープ」の選定を行う上で重要となるポイントや、検査用デジタルマイクロスコープを比較検討する際の注意点などについてまとめました。検査を実施する対象物や作業を行う環境といった条件に合わせて製品を選ぶ方法を確認してください。
デジタルマイクロスコープの中でも特に工場やものづくりの現場において利用される工業用デジタルマイクロスコープについて、製品を選定するための比較検討ポイントをまとめました。工業用デジタルマイクロスコープは利用される業界や対象となる製品の幅が広く、まずは自社のニーズや目的を明確化した上で、種々の機能や仕様を確認していくことが大切になります。工業用デジタルマイクロスコープを選ぶ際の参考としてご活用ください。
生物観察を目的としてデジタルマイクロスコープを導入する場合、まず観察対象が微生物のように小さなものか、あるいは昆虫や植物といった生物の一部かなど、様々な条件に合わせて適切な比較検討を行わなければなりません。また、生物用デジタルマイクロスコープの導入時には、透過照明を中心として照明方法の種類についても考えることが大切です。ここでは生物用デジタルマイクロスコープを比較検討する際のポイントをまとめました。
デジタルマイクロスコープの中には、デジタルマイクロスコープが設置されている場所でなく、使用者が遠く離れた環境にいながら機器を操作できるリモート操作対応型のデジタルマイクロスコープが存在しています。一方、リモート対応のデジタルマイクロスコープといっても操作方法やシステム、デバイスなどの面で違いがあり、ニーズに合致した製品を見つけるためには必ず事前にメーカーに相談したりデモ体験などを活用したりしてください。
デジタルマイクロスコープの導入には高額なイニシャルコストが発生する場合も多い一方、実際に導入した後でデジタルマイクロスコープの操作性や機能性に不満が生じて、結果的にデジタルマイクロスコープの導入が失敗に終わるといったリスクがあります。そもそもデジタルマイクロスコープの導入失敗リスクを低減するためにはどうすれば良いのか詳しくまとめていますので、必ず事前にチェックしてニーズに合致した製品選定を行いましょう。