このページでは、リモート操作に対応したデジタルマイクロスコープや、リモート操作対応デジタルマイクロスコープを導入する際の注意点などについて解説しています。自分にとって本当に必要と思われるデジタルマイクロスコープを導入するためにも、ぜひ参考としてご活用ください。
遠隔地からのリモート操作によって機器をコントロールしたり、対象物の撮影画像を取得したりできるリモート対応デジタルマイクロスコープは存在します。
そのため、例えばビデオ会議システムなどで離れた場所にいるメンバー同士がオンライン会議を行いつつ、そのうちのメンバーが遠隔地にあるデジタルマイクロスコープを操作して、その撮影画像を全員で共有するといったことも可能です。
ただし、リモート対応のデジタルマイクロスコープには複数のシステムや方式があり、まずは自分のニーズに合わせた製品の比較検討を行わなければなりません。
リモート対応のデジタルマイクロスコープを導入するメリットとして、まず「離れた場所にいる人がデジタルマイクロスコープを操作できる」というものが挙げられます。
遠隔地にいながらデジタルマイクロスコープを操作できるため、例えば研究室にあるデジタルマイクロスコープを外部から自分で操作し、対象物の画像を自分の望む形で撮影できるといった点はメリットです。
また、1つの拠点から複数の場所にあるデジタルマイクロスコープを適宜リモート操作することで、移動の時間を節約したり作業効率を向上させたりといったことも可能になります。
その他、リモートワークへの対応など、多様な働き方を叶えるきっかけにもなるでしょう。
リモート操作の方法には複数のシステムが考えられ、リモートデスクトップのような遠隔操作システムを活用する場合があれば、メーカーが独自にデジタルマイクロスコープのリモート操作用デバイスを提供しているケースもあります。
独自デバイスを活用する場合、既存のビデオ会議システムと競合させずにデジタルマイクロスコープの制御を行えるなど、システム負荷を抑えられるといったメリットもあります。
リモート操作対応のデジタルマイクロスコープを導入する場合、実際にどのような操作法や操作感で使用できるのか、具体的に確かめておかなければ導入後に思わぬ不便さを感じてしまうこともあるでしょう。
メーカーの中には専用デバイスやデジタルマイクロスコープの実機を使ったデモンストレーションを実施していたり、リモート環境での操作を体験させてくれたりする企業もあるため、もしデモ体験のチャンスがあれば積極的に活用してください。
どうしても遠隔地からデジタルマイクロスコープを操作したい場合、リモート対応のデジタルマイクロスコープを選択することが視野に入ります。しかし、そもそも購入を検討しているデジタルマイクロスコープがリモートに対応しているかどうかだけでなく、リモート操作のシステムや条件といった点についても確認しなければ、理想的な導入を叶えることはできません。
メーカーにも相談しながら、総合的にニーズへマッチするデジタルマイクロスコープを比較検討していきましょう。
引用元:アクティブウェーブ公式HP https://www.activewave.co.jp/
引用元:ライカマイクロシステムズ公式HP https://www.leica-microsystems.com/jp/%E8%A3%BD%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97/p/leica-dvm6/
引用元:オリンパス公式HP https://www.olympus-ims.com/ja/microscope/dsx1000/tilt-model/
※2021年9月3日時点で「デジタルマイクロスコープ」と検索して上位表示されたデジタルマイクロスコープメーカー25社を調査。同日時点での各社最新製品が、以下の条件に当てはまる会社を紹介しています。